「日本で一番悪い奴ら」～どんな世界にも闇があるという暗澹（あんたん）たる現実
柔道しか取りえがなかったが、その柔道の腕を見込まれて警官となった青年。純朴だった彼が、先輩の教えによって裏社会のスパイを見つける。やがて、闇...
「 ★★★ 」一覧
「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」～勘違いが生むホラーコメディ
誤解が元で、大学生から狙われることになった中年男・タッカーとデイル。その上、当の大学生たちが次々とアクシデントによって勝手に命を落としてしまう。ホラーなのに思わず笑ってしまう作品。
「コララインとボタンの魔女」～中毒性のあるダークファンタジー
カラフルでありつつも、奇妙な不安感に終始包まれる、不思議なダークファンタジー。ストップモーションアニメとは思えないほど滑らかな動きと映像美...
「万引き家族」～肩寄せ生きる疑似家族の、はかない絆の行方は（ネタバレあり）
「家族」を形作るものは血か愛情かお金かー。 社会の底辺で生きる、血のつながらない者たちは家族になれるのか。
「ターミナル」～漂うシリアス感、でも実はコメディ
アメリカの空港に到着するも、自分の国の政府がクーデターによって消滅し、パスポートが無効となってしまった男。入国も許されず、国にも帰れない。ターミナルにとどまるしかなくなった彼の実直さが、やがて周囲の人の意識を変えてゆく様子が微笑ましい。
「亜人」～不死者同士の死闘に決着は付くのか！？（ネタバレあり）
亜人の身体から放出される黒い粒子、IBM。そのIBMで構成される分身のCG描写と、アクションは見ごたえ十分の作品。
「殺人の追憶」～押し寄せる余韻とモヤモヤにもだえる（ネタバレあり）
1980年代、韓国で実際に起きた連続殺人事件を基にしたサスペンス。犯人にたどりつけない焦りともどかしさを追体験するような作品。ポン・ジュノ監督・脚本。
「世界一キライなあなたに」～人生のエンディング、自己決定はアリか（ネタバレあり）
賢いとは言えないけれど、明るくて感情豊かなルー（エミリア・クラーク）。彼女が仕事で世話をすることになったのは、肢体不自由者となって心を閉ざしたウィル。二人がやがて心を通わせていくなか、彼のある決断に衝撃を受けます。
「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」～ジョジョ好き女の感想は。
人気長編漫画の実写化映画。あの独特の「ジョジョワールド」は再現できているのか！？観る前に「期待と不安」をッ！！押さえきれないッ！！・・・果たして結果は！？
「おみおくりの作法」～人生を終えたとき、見送ってくれる人はいますか
身寄りのない死亡者の遺族を探し、葬儀を行おうと手を尽くす民生員のジョン。地味な仕事を20年以上続けてきた彼だったが、効率化のため解雇を告げられてしまう。最後の仕事となった遺族探しのあと、彼に起きた出来事とは・・・。