「蘇える金狼」感想~松田優作の危険な魅力
昼は平凡なサラリーマン、裏の顔は企業資本乗っ取りという野望を抱える危険な男。松田優作のハマリ役であり、その危険な男っぷりと、その男に惚れてしまった女:風吹ジュンのコケティッシュな魅力を堪能できる作品。
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昼は平凡なサラリーマン、裏の顔は企業資本乗っ取りという野望を抱える危険な男。松田優作のハマリ役であり、その危険な男っぷりと、その男に惚れてしまった女:風吹ジュンのコケティッシュな魅力を堪能できる作品。
誘拐・監禁された女性が、監禁中に産んだ子供と過ごす小さな部屋。奇跡的に救出されたあとの苦悩と再生を描く。子供を守ろうとする母親の想いが胸に迫ります。
自己中で、男と付き合っては別れを繰り返している女の「自分探し」物語。イタリアで食べ、インドで祈り、バリ島で恋する。タイトルどおりで、結局海外でまた男とくっついただけという、1ミリの共感もわかない作品。
この映画は決して愉快でもなく、スッキリするわけでもありません。むしろ怒りと苦しさが残る作品といえます。でも、目が離せなくなる力量をずっしりと感じることができる良作です。
初老の目利きの美術品鑑定士が、姿を見せない鑑定依頼人である若い女性に腹を立てながらも翻弄されていく。観る人の人生観によって、後味が変わる映画。
一見、かわいい動物の擬人化アニメ作品。でも大人が観れば、さまざまな社会問題が上手く投影されていることがわかる映画です。どんな年代の人も楽しめる、非常に完成度の高い名作です。
英国的なジェントルさと皮肉が全編に効いていて、それでいて無茶なはじけっぷりがたまらない作品。クラシックメロディに合わせて人の頭が順に吹っ飛ぶとか、もはや上品なんだか下品なんだか訳わかりません。
蜷川実花監督作。沢尻エリカが、全身整形による偽りの美貌を持つタレントりりこを、体を張って演じてます。美と、自分の存在価値を失う恐怖が狂気に変わり、心を病んでゆく主人公。
ガサツで男まさり、女扱いされないグレイシー捜査官(サンドラ・ブロック)が、潜入捜査のため美容チームの施術で大変身。ミスコン参加で奮闘する、ユーモアたっぷりのコメディー。
期せずして、ファッション誌のカリスマ編集長の元で働くことになった女性の成長物語。モード界の雰囲気が興味深いです。