先日、右手首を骨折した件を記事にしていたところですが…
*過去記事
「まさかの、右手首骨折」①~ケガはある朝突然に
「まさかの、右手首骨折」②~利き手が使えず困ったことTOP10とその対策とは。
ギブスを付けて約1ヶ月後、ようやくギブスを卒業しました~!!
で、ギブスを取る作業ですが・・・
いよいよギブスカット!!
ハンディタイプの電動カッターみたいなので、あの硬いギブスを外側から切断していくんです!!
といっても円形カッターが回転するとかではなく、カッター歯が振動して切っていくタイプなのですが、それが怖いのなんの・・・!!!
一応、ギブスの中に皮膚ガード用の薄い何かを差し込んで敷いてはくれるんですが、
・・・幅狭すぎィィーー!!
こんなん、ちょっとズレたら絶対、刃が肌に当たるやろーー!!って不安で、すでに油汗が・・・
だって、あんなカッチカチのギブスが切れるってことは、ハンディタイプだろうと破壊力はハンパない。
ちょっとでも皮膚に当たったらぜったい痛いし!!
流血間違いないし!!
・・とビビる私にお構いなく、無情にもジジジジ・・・と切り始める先生。
んでこの先生、優しくて感じの良い若手の男性ドクターなのですが、ギブス巻く時にも失敗してやり直したくらい、あまり手先が器用とはお見受けしなかったため、
不安MAX。
もう完全に
切断される丸太の心境。
で、このカッター、歯の振動の摩擦熱が伝わってきて、
あ、熱い・・・!!
皮膚が切れるんじゃないかという不安と摩擦の熱で、本気で油汗かきました。
全部切るのにけっこう時間がかかり、ケガこそしなかったもののカットの軌道は結構ブレブレで、
「センセ~~頼むよーーー!!」と
内心絶叫してました。
見てると緊張で息を止めてしまうので、終わったときにはハァハァ&ぐったり。
でも、ギブスが取れたとはいえ、残念ながら骨はまだ完全にくっついてはいないのです。
「ギブスの次はサポーターにしますね」
と先生に言われていて、そこから装具屋さんに対応が移ったのですが・・・
ギブスしてた腕の肌がきったねぇええーーーー!!!
垢がウロコのよう!!!
サポーター付ける前に拭けるようにとホットタオルを渡してくれたのですが、そんなん、拭いても拭いてもボロボロと汚いまま。
さすがに恥ずかしくて腕を水道で洗わせてほしいと思ったのですが、「どうせ簡単には取れないから」って感じで、そのままサポーター付けられることに。
予想外のサポーター
「サポーターかあ…伸縮性のある厚手の生地で、手にフィットするようなやつかな」と、何となく勝手なイメージを浮かべてました。
ところが、現物はイメージとはだいぶ違ってまして…
じゃん!!
ちょっとぉぉーーー!!
何これギブスよりイカツイんですけどーーーー!!!
何がイヤって、ギブスの時は誰からも「あ、骨折ね」って思われてる視線だったので、見られても人目が気にならなかったのに、
これね↓
ところが、こ、これは…↓
見た目完全に、プロボウラーか格闘家が付けてるやつですやん!!
↓ プロテクターでキメてるみなさま
私はどう見てもアスリートではないし、コンサバ系ファッションでこのサポーター付けて出かけるとミスマッチ感がありすぎて、「この人は一体なんなんだろう…?」という、明らかに疑問を感じてる視線が気になって落ち着かないわけですよ。
ちがうんですちがうんですぅっ!!
プロテクターつけたままうろついてるプロボウラーでもファイターでもありませんからーーー!!!
と内心叫んでも、エスパーじゃないので誰にも届きません。
そしてこれ付けてると、なんなら「普通より強そう」に見える…という皮肉な逆転現象が起きます。実際は、箸すらろくに持てない最弱状態なのに。
思うに、「黒」という色のせいだと思うのですよ。これがもし「白」とか「ベージュ」なら、一気に医療装具感が出ると思うのですが。
たぶん、それだと汚れが目立つとか、スポーティーなほうが抵抗感がないだろうとかの理由で黒にしてるのでしょうが、かもし出されるファイター感と服装とのミスマッチが激しいので、付けて外出するとめっぽうこっ恥ずかしいのです。ギブス時代はこんな思いをしなくて済んだのに。
装具メーカー様、できましたら色を選べる仕様について、ご一考くださるようお願いいたします。
そんなこんなで、街で「違和感のあるイカツいプロテクター」付けてる方をもしも見かけましたら、「ボウラーでもファイターでもヘビメタでもなく、ケガの装具なんだな」とご理解いただけるとうれしいです。
皮膚の汚れ落としについて
そしてギブスはずし後の皮膚の汚れですが、本当にびっくりするぐらいたまってます。自分は妖怪消しゴム人間だったのかと思うくらい、延々とカスが出てきました。
エンドレスに汚れが出てくるので、垢が止まるまで一度に落としたくなってしまいますが、肌を痛めるので無理しないほうがいいです。
それに、落とし切ったかなーと思っても、蓄積されてるのか、翌日見ると汚れがまた浮き上がってきてたり・・・。
なので一度できれいにしようとせず何度かに分けて、入浴時に湯船に浸かって汚れを浮かせてから、垢すりミトン等でなでるように洗うのをおすすめします。
ギブス取ったらあまりの汚れにびっくりして、何とかすぐきれいにしたいと焦るほどなので、ギブス取れる前に垢すりミトンを用意しておくと便利。
こういうの↓
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腕に限らず、ギブスが取れたあとは垢の地層状態になるので、周囲でギブスになった方がいたら、垢すりミトンをプレゼントしてあげると良いかも。
値段が手頃な割に、気の利いたお見舞い代わりになると思います。
ギブス取れたときに「こういうことだったか~!!助かる~!!」って喜ばれると思いますので。
腕を洗うにはミトン1つで十分ですが、ボディに使う場合は2つ使用するほうが洗いやすいです。
右手と左手では届く範囲が違うため、身体に使うときはいちいち左右で何度か付け替えることになって効率が悪いのと、脚などは両手のミトンではさむようしてこすると、力が逃げずに洗いやすいですよ。
以上、みはるの骨折経過報告でした。